楽しそうな商品の紹介。
これは、「Oculus rift」と言うヘッドマウントディスプレイで、アメリカのベンチャー企業、Oculus VRによって開発されています。このOculus riftはゲーム向けに開発されたHMDです。
Oculus riftの最大の特徴は、従来のHMDにはない広い視界と、センサーにより使用者の頭の動きに合わせてほぼ遅延なしで、映像が連動して動くシステムです。
従来のHMDの、3D空間にある小さな窓をのぞいているような感覚とは違い、Oculus riftはその広い視野によって使用者は、本当にその場にいるような臨場感を得ることができるようです。
一般向けの発売は、まだ未定で5月以降となるようです。
価格は300ドルほどになる予定だそうです。
参考リンク
http://japanese.engadget.com/2012/11/29/oculus-rift-3/
http://news.nicovideo.jp/watch/nw566503
http://080886.com/article/2013/04/01/65213.html
http://www.oculusvr.com/
2013年4月26日金曜日
2013年4月22日月曜日
大麻についてのレポート
大麻とは、主に植物である(cannabis.sativa.l)そのものを指す。またはドラッグとしての名称。
今回は、主に植物としてのアサではなく、ドラッグとしての側面をレポートする。
ワシントン州、コロラド州での合法化
ドラッグとしての大麻の使用が昨年、アメリカ合衆国ワシントン州で、11月6日に、嗜好品として合法化されたことは、記憶に新しい。今まで医療目的限定として合法の州はあったが、趣向品として全面的に合法化された例は、アメリカ合衆国において初である。ただし、所持していい量は、
28.5グラムまでとされている。また、コロラド州でも一月おくれて、合法化が適応された。
日本においての大麻
日本国においては大麻の所持は違法である。
日本において大麻は、大麻取締法によって、違法とされている。
大麻の栽培では、7年以下、所持では5年以下の懲役が科される。
平成23年には、1753人が大麻取締法に基いて検挙されている。
日本において大麻は、第二次世界大戦後、本格的に取り締まられるようになったとされている。
しかし、実際には大麻は1930年に、日本国内にても公式に麻薬として認定されていた。
これは1912年(明治45年)の第一回国際あへん会議、1925年の第二回国際あへん会議による国際的規制の流れを受けて制定された。
この大麻規制の流れだが、これは当時石油繊維業界が、繊維業界において大きなシェアを持っていた大麻産業に対するスケープゴートであるという見方が有る。
大麻の薬理作用
カンナビノイド受容体には主に2種類あり、CB1受容体は、脳に多く、CB2受容体は、脾臓や扁桃腺、つまり免疫機能と関係の有る器官に多い。
大麻の雑学
大麻の致死量はまだ分かっていないとされる。日本において、大麻の有害性を示す根拠となっている実験において、大麻の通常の使用において摂取する数百倍の濃度のTHCを、マウスに静脈注射したが、死亡することはなかった。またTHCの作用はCBDによって中和され押さえられるので、THCの単体使用は、通常の大麻の使用よりはるかに危険とされる。いわゆるTHCだけが突出して多い品種の場合、バッドトリップに陥りやすい。しかし、CBDの多い品種ではバッドトリップに陥ることはまれである。また吸収経路においても、静脈注射より喫煙の方が作用は弱いと言われる。
大麻は花穂(バッズ)か、トリコームとよばれる花穂や小葉から生えた突起を固めた(ハッシシュ)と呼ばれる形態で取り扱われることが殆どなので、喫煙と経口摂取が主な摂取方法であり、通常静脈注射はできない。
ドラッグとしての大麻の形体と品種
ドラッグとしての大麻として、効能が違った2種類の形体があるとされている。
一つは、インディカと呼ばれ、インド大麻に由来する形体である。インディカは、THCよりもCBDの比率が多い形体であり。鎮静作用が強く、強い陶酔作用と鎮痛作用を持つ形体である。
もう一つは、サティバと呼ばれ、インディカとは違い、精神に強く作用し、多幸感や五感の鋭敏化に作用する形体である。また強い空腹感をもたらすことが多いとされる。
主に2つの形体だが同じインディカでも、品種によって作用は異なる。
また大麻は、雄雌異体植物なので、2つの形体を組み合わせたハイブリッド種が多く存在する。
2つの形体の様々な品種を組み合わされることによって日々様々な新しい品種が作られている。
インディカは、背が低く、葉が太いのが特徴とされ、サティバは、背が高く葉が細長いのが特徴である。
もう一つルデラリスと呼ばれる形態がある。
これは、大麻の原種に近い形質を持った種とされ、通常短日植物とされる大麻と違って、日照時間に関わらず花を咲かせる特徴を持っている。また、ルデラリス自体はドラッグとして使われることはまず無い。しかし、ルデラリスと他の品種を組み合わせた、ハイブリッドはドラッグとして使用されることがある。また、品種や育った環境によって、含まれるカンナビノイドの量は違う。
日本国内でも、高いTHCレベルの野生種群もあれば、殆どTHCを含まない野生種もある。
トチギシロという品種改良によって作られたTHCを殆ど含まない品種もある。
大麻が沢山自生している都道府県でもっとも有名なのは、北海道である。
北海道の大麻も地域によって、高いTHCを含む大麻が自生する場所と、そうでない場所がある。
大麻と医療
これまで述べたように、大麻には強い鎮痛作用があり、強い副作用があるモルヒネなどの変わりに、大麻を鎮痛剤に使おうという流れで医療用大麻がいくつかの国で使用されている。
また、痛み以外にも、様々な病気に効果があるとする論文もあり。効果があるとされる病気があまりに多いのですべてあげることは出来ないが、糖尿病、クローン病、不眠症、摂食障害にも効果があるとされる。
大麻の害
近年の大麻への、理解がある程度進んだ欧米においても大麻の害として、真っ先に上げられるのは、ゲートウェイドラッグとしての側面と、喫煙による呼吸器官に対するダメージである。
ゲートウェイドラッグとは、大麻の使用を始めることによって、大麻では満足できなくなって、他のハードドラッグへ以降しやすくなる、という話である。これについてはいまだに多くの議論がなされている。
喫煙による呼吸器官への害はもっとも深刻な問題といえる。通常の喫煙では、熱い煙が直接、呼吸器にダメージを与えるため問題ないわけはないのである。含まれるタールや一酸化炭素による害はまだ明確に害があるのかは明らかになってはいない。
そこで、ベポライザーや、経口摂取などの方法で、摂取することによって、呼吸器の害は抑えられるとさえる。ベポライザーを使えば、大麻の有効成分だけ低温で気化させることが可能で、タールや一酸化炭素が出ない方法である。また経口摂取の場合はもとより、呼吸器のダメージを心配する必要は無い。
次回に続くかも
今回は、主に植物としてのアサではなく、ドラッグとしての側面をレポートする。
ワシントン州、コロラド州での合法化
ドラッグとしての大麻の使用が昨年、アメリカ合衆国ワシントン州で、11月6日に、嗜好品として合法化されたことは、記憶に新しい。今まで医療目的限定として合法の州はあったが、趣向品として全面的に合法化された例は、アメリカ合衆国において初である。ただし、所持していい量は、
28.5グラムまでとされている。また、コロラド州でも一月おくれて、合法化が適応された。
日本においての大麻
日本国においては大麻の所持は違法である。
日本において大麻は、大麻取締法によって、違法とされている。
大麻の栽培では、7年以下、所持では5年以下の懲役が科される。
平成23年には、1753人が大麻取締法に基いて検挙されている。
日本において大麻は、第二次世界大戦後、本格的に取り締まられるようになったとされている。
しかし、実際には大麻は1930年に、日本国内にても公式に麻薬として認定されていた。
これは1912年(明治45年)の第一回国際あへん会議、1925年の第二回国際あへん会議による国際的規制の流れを受けて制定された。
この大麻規制の流れだが、これは当時石油繊維業界が、繊維業界において大きなシェアを持っていた大麻産業に対するスケープゴートであるという見方が有る。
大麻の薬理作用
大麻において薬物として作用する主な成分は、THC(テトラヒドロカンナビノール)とCBD(カンナビジオール)の2つといわれる。他にもカンナビノイドと言われる、大麻に含まれる物質は数種類あるが、大麻自体に含まれる明白に強い作用があるのは主にこの三つである。しかし、他のカンナビノイドも相互的に作用して、カンナビノイドの配合バランスによって、大麻の品種の違いや個体差によって様々違った効果を持っている。
THCは、大麻の成分の中で最も、強い精神作用があるとされている。
脳内にTHCが入ると、脳内のカンナビノイド受容体と結びついて、様々な作用をもたらす。
鎮痛作用、意識の拡大や、多幸感、空腹、思考パターンの変化、五感が鋭敏になる。
音楽などが鋭敏に聴こえるようになる。などTHCには様々な精神作用がある。
一方、CBD(カンナビジオール)には精神に対する作用はほぼ無く。カンナビジオールは主に、脳以外のカンナビノイド受容体と結びつく。
主に身体に効く成分である。鎮痛、鎮静、抗炎症、抗糖尿病、抗てんかん、抗がん、骨
刺激など、様々な身体的作用をもつ。カンナビノイド受容体には主に2種類あり、CB1受容体は、脳に多く、CB2受容体は、脾臓や扁桃腺、つまり免疫機能と関係の有る器官に多い。
大麻の雑学
大麻の致死量はまだ分かっていないとされる。日本において、大麻の有害性を示す根拠となっている実験において、大麻の通常の使用において摂取する数百倍の濃度のTHCを、マウスに静脈注射したが、死亡することはなかった。またTHCの作用はCBDによって中和され押さえられるので、THCの単体使用は、通常の大麻の使用よりはるかに危険とされる。いわゆるTHCだけが突出して多い品種の場合、バッドトリップに陥りやすい。しかし、CBDの多い品種ではバッドトリップに陥ることはまれである。また吸収経路においても、静脈注射より喫煙の方が作用は弱いと言われる。
大麻は花穂(バッズ)か、トリコームとよばれる花穂や小葉から生えた突起を固めた(ハッシシュ)と呼ばれる形態で取り扱われることが殆どなので、喫煙と経口摂取が主な摂取方法であり、通常静脈注射はできない。
ドラッグとしての大麻の形体と品種
ドラッグとしての大麻として、効能が違った2種類の形体があるとされている。
一つは、インディカと呼ばれ、インド大麻に由来する形体である。インディカは、THCよりもCBDの比率が多い形体であり。鎮静作用が強く、強い陶酔作用と鎮痛作用を持つ形体である。
もう一つは、サティバと呼ばれ、インディカとは違い、精神に強く作用し、多幸感や五感の鋭敏化に作用する形体である。また強い空腹感をもたらすことが多いとされる。
主に2つの形体だが同じインディカでも、品種によって作用は異なる。
また大麻は、雄雌異体植物なので、2つの形体を組み合わせたハイブリッド種が多く存在する。
2つの形体の様々な品種を組み合わされることによって日々様々な新しい品種が作られている。
インディカは、背が低く、葉が太いのが特徴とされ、サティバは、背が高く葉が細長いのが特徴である。
もう一つルデラリスと呼ばれる形態がある。
これは、大麻の原種に近い形質を持った種とされ、通常短日植物とされる大麻と違って、日照時間に関わらず花を咲かせる特徴を持っている。また、ルデラリス自体はドラッグとして使われることはまず無い。しかし、ルデラリスと他の品種を組み合わせた、ハイブリッドはドラッグとして使用されることがある。また、品種や育った環境によって、含まれるカンナビノイドの量は違う。
日本国内でも、高いTHCレベルの野生種群もあれば、殆どTHCを含まない野生種もある。
トチギシロという品種改良によって作られたTHCを殆ど含まない品種もある。
大麻が沢山自生している都道府県でもっとも有名なのは、北海道である。
北海道の大麻も地域によって、高いTHCを含む大麻が自生する場所と、そうでない場所がある。
大麻と医療
これまで述べたように、大麻には強い鎮痛作用があり、強い副作用があるモルヒネなどの変わりに、大麻を鎮痛剤に使おうという流れで医療用大麻がいくつかの国で使用されている。
また、痛み以外にも、様々な病気に効果があるとする論文もあり。効果があるとされる病気があまりに多いのですべてあげることは出来ないが、糖尿病、クローン病、不眠症、摂食障害にも効果があるとされる。
大麻の害
近年の大麻への、理解がある程度進んだ欧米においても大麻の害として、真っ先に上げられるのは、ゲートウェイドラッグとしての側面と、喫煙による呼吸器官に対するダメージである。
ゲートウェイドラッグとは、大麻の使用を始めることによって、大麻では満足できなくなって、他のハードドラッグへ以降しやすくなる、という話である。これについてはいまだに多くの議論がなされている。
喫煙による呼吸器官への害はもっとも深刻な問題といえる。通常の喫煙では、熱い煙が直接、呼吸器にダメージを与えるため問題ないわけはないのである。含まれるタールや一酸化炭素による害はまだ明確に害があるのかは明らかになってはいない。
そこで、ベポライザーや、経口摂取などの方法で、摂取することによって、呼吸器の害は抑えられるとさえる。ベポライザーを使えば、大麻の有効成分だけ低温で気化させることが可能で、タールや一酸化炭素が出ない方法である。また経口摂取の場合はもとより、呼吸器のダメージを心配する必要は無い。
次回に続くかも
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